全自動ロボットまで出てきた最新のサクラ事情

アシュレイ・マディソンという出会い系サイトをご存知でしょうか?以前、こちらのサイトでもご紹介したことがありましたが、とんでもない悪質なサイトなことで有名です。

不倫出会い系サイト『アシュレイ・マディソン』の会員情報が流出

事の顛末はとあるハッキング集団に個人情報を盗まれたところから始まりました。そのハッキング集団はアシュレイ・マディソンの運営会社に対して「盗まれた個人情報を公開されたくなければサイトを閉鎖しろ」との通告をしました。

しかし、アシュレイ・マディソンの運営会社はこれを無視。結果として本当に情報が公開されてしまい、登録済みだった男性ユーザーの社会的地位がズタズタになるという、なんとも痛ましい事件だったのですが……コトはそれだけで終わりませんでした。

最新の調査によって、さらに驚くべき事実が明らかになったのです。

不倫相手はbotだった……自殺者も出た不倫サイト「A・マディソン」を米当局が調査

そんな「アシュレイ・マディソン」がまたまた騒ぎを巻き起こしているのです。 このハッカー集団、個人情報の暴露と同時に「女性会員はサクラだらけだぜ! 覚えとけ」との衝撃の事実も暴露し、男性会員をガッカリさせたわけで すが、そのサクラが、どこかの金に困った&暇を持て余したオネエチャンorオバチャンなら「騙される方が悪いんじゃ」という話で終わりなのですが、実はそ うではなかったのです。

どういう意味かといいますと、何とこのサイト、デタラメなプロフィルを記載した架空会員数万人を駆使していたうえ、本物の女性に成りすまし、うまいこと 男性会員をだます“女コンピューター・プログラム(fembot=フェムボット)”を数万人分使い、思わせぶりなメッセージを男性会員に送りまくり、男性 会員から金をしぼり取っていたことが明らかになったのです。

(中略)

それによると、4万人の会員のアカウントがたった6種類の電子メールのアドレスを使って、2日間で作られたことが判明。さらに、前述のデーリー・ メールは、昨年8月31日付の米テクノロジー系ニュースサイト、ギズモードの報道を引用し、7万人分のフェムボットが北米と豪州では2014年、日本を含 むその他の国々では昨年まで使われていたと報じています。

「ワシも不倫したいやんけ~」とスケベ心丸出しでこの交流サイトの新規会員となったアホなおっさん連中は大体60ドル~290ドル(約6000 円~2万9000円)を支払ったらしいのですが、こうしたフェムボットにコロッと騙され、どんどん余分な金を投入し、のめり込んでいったのでした……。

前述のデーリー・メールが引用したギズモードの記事がなかなかに面白いのですが、それによると、フェムボット約7万人に対し、本物の人間の女性は 約1万2000人。騒動が勃発した約1年前の会員が全世界で約3800万人(うち日本が約180万人)であることを考えれば、ほとんどの女性が架空会員か フェムボットと考えていいでしょう。

(中略)

ちなみにこのフェムボット、“hi there”(こんにちは)“hows it going?”(調子はどう?)“u busy?(忙しい?)”など と男性会員を誘い、男性会員が本格的に会話を始めると「若い頃は友だちの恋人と寝たものよ。今はそんなことしないけど、旦那と寝る気はしないのよね……」 「私はセクシーで慎み深くて、いつも変態みたいなチャットをしたいと思ってるの。互いのことを知りたいならお会いして、良い関係になれるかも。ご興味あり ます?」といった巧妙過ぎる返事をよこしてくるといいます。恐るべし……。

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1607/22/news057.html

いまや全自動お掃除ロボットであるルンバなんかもだいぶ一般家庭に普及し始めていますが、出会い系業界にもこのような全自動Botのサクラとして「雇われている」のではなく「稼働している」ところも珍しくないのかもしれません。

なにしろ悪質な出会い系にとって人件費というのは一番削りたい支出であることは間違いありません。サクラを雇う必要がなくなれば、広いオフィスを借りる必要もなくなり、ただのワンルームを借りてそこにパソコンやサーバー数台を置いて、あとはBotを稼働させておけばなにもせずともお金を稼いでくれるのですから。

最近はAI(人工知能)の分野も急速に発達しており、TwitterやLINEなどでもBotと会話が楽しめるサービスが登場していますし、ほとんど違和感のない会話をするAIまでいます。

例えば、こちらの画像をご覧ください。

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一見すると、ごくごく普通のLINEですよね。しかしこれ、実はBotとの会話なのです。「女子高生りんな」と呼ばれるMicrosoftが提供しているAIで、その自然な会話と思いもよらない面白い返しが話題となっています。

女子高生AIりんなに見るお喋りボットの将来性

ビッグデータやAI、ロボットに次いで、その将来性を期待されている技術に「チャットボット」がある。今年に入って、大手ソーシャルメディア企業が採用を発表するなど、各方面から大きな関心を集めている。

その一つが、女子高生AI「りんな」だ。LINEを使ったチャットに女子高生のようにリプライをしてくれるAIだとされており、いわゆる「チャット ボット」だ。コミュニケ―ションプラットフォームを運営するLINEと、マイクロソフトが共同で運用しており、「女子高生らしい軽いノリ」や「Apple を評価する発言を上手く避ける」といった、オモシロさからも人気上昇中だ。

「チャットボット」とはそもそも何か?

「チャットボット」とは、人と人間の言語でコミュニケーションを行い情報をやり取りするもので、会話の目標を持たない「非タスク志向型対話システム」を指している。

より分かり易く言えば、日本語や英語を使って、例えば天気予報について尋ねると、パソコンやスマートフォンが内容を理解して、あたかも人と会話をしているかのように、答えてくれるものだ。

https://zuuonline.com/archives/112754

このレベルのAIが出会い系に搭載されているとは思えませんが、それでも事前にこういった情報がなければ「自分の話している相手がロボット(プログラム)かもしれない」という発想に至る人はほとんどいないでしょう。

そのため、かなり精度や会話のレベルが落ちる粗悪なBotだったとしても、5人に1人を騙せればそれで十分収益が上がってしまうのでしょうね。

今でこそまだまだ目立ってはいませんが、ここ2~3年のうちにサクラの仕事はこのBotにほぼ置き換わっていくことになるかもしれません。昔は手作業でやっていた工場も、今ではその多くが機械化されているように、高品質なAIが普及し始めれば人間のサクラは追いやられていくことでしょう。

ただ、ユーザーにとってはサクラという存在が生身の人間だろうが、ロボットのAIだろうが、どのみち会えないし迷惑極まりないことには変わりないんですけどね!むしろAIに負けじとサクラの腕を極めた、プロの職人としてのサクラがしぶとく生き残るかもしれませんし、そうなったらなったでますます手強い相手になるわけですから、実に厄介なことになるかもしれませんね。

いまならサクラに引っかかることはほとんどありません!

もっとも、そうなるかわからない未来を不安がるよりも、簡単に出会える今の時代を謳歌したほうがよっぽど楽しいですし健全でしょう。わたし自身、もう10年以上出会い系で遊んでいますが、間違いなくここ数年はもっともアツい時期だといえます。

何しろ昔は玉石混交だった出会い系サイトも、今や優良サイトと悪質サイトにハッキリと分かれていますし、サクラのいない優良サイトを使えば馬鹿みたいに簡単に出会えるのですから。

このサイトでもサクラを見破る方法というのをいくつか紹介していますが、極論を言ってしまえばワクワクメールやハッピーメールといった超大手の優良出会い系サイトを使うのであれば、それらのテクニックはほとんど必要ありません。なにせ、サクラがほとんどいないのですから、見破る必要が発生しないのです。

いま求められているのは、そのやり取りをしている相手がサクラかどうかを見分けるよりも、登録しているサイトが優良か悪質かを見分ける、といった具合にそもそもの入り口でほとんど決まってしまうのです。

それでもキャッシュバッカーだったり、援デリ業者なり、サクラと似たような「会う気のない迷惑ユーザー」は存在しますからね。

昔はサクラといえばサイトの運営会社が雇った文字通りのサクラを指すことがほとんどでしたが、今の時代においてはキャッシュバッカーや援デリ業者といった出会いを求めていないユーザーも含めた存在を「サクラ」として指していることも多いです。

まあ、要は「純粋に出会いを求めている一般女性」以外はすべてサクラとして扱ってしまおう、というわけですね。確かにそのほうがわ かりやすいですし。

キャッシュバッカーはLINEやフリーメールなどの直接連絡をしたがりませんし、援デリ業者はメールを引き延ばす必要がないので、もし援デリ業者にこちらからメールをしてしまったとしても、すぐに「ワケアリなんですが」や「助けてくれませんか?」といったお決まりのフレーズが含まれた営業メールが返ってくるだけですので、とてもわかりやすいです。

挨拶やプロフィール交換などの2~3通のメールをサイト内でやりとりし、あとはLINEやフリーメールで好きなだけやりとりをする。

これが今の出会い系におけるスタンダードですし、これをしてくれない女性はたとえ「純粋に出会いを求めている一般女性」であっても、さっさと乗り換えて次の女性を探したほうがいいでしょう。

サクラに引っかからない方法は、上記の方法を徹底するのが一番です。これをしっかり行えば、少なくともサクラによって時間やお金を無駄にしてしまうことは絶対になくなります。

直接連絡をとることは当たり前の時代

昔はLINEなんてものはなかったですし、フリーメールも一般的ではなくてdocomoやsoftbankといった携帯のキャリアメールしかもっていない女性も多かったので、直接連絡をとることに抵抗のある女性もいる……というのは理解できました。

もし教えた男性とトラブルになったり、もう終わりにしたいと関係を断とうとしても、その人のためだけに携帯のキャリアメールを変更するのは実に割に合わない行為でした。知り合い全員に手作業で「アドレスを変更しました」なんていうメールを送らなければいけませんでしたからね。

しかし、今は話が別です。スマホの普及や、MNP(携帯番号そのままでキャリアを変更できるシステム)により、誰でもGmailなりYahooメールなりといった、携帯のキャリアに左右されないメールアドレスを所持しているのが当たり前になりました。

それにLINEであれば電話番号やメールを教える必要はないですし、関係を断ちたいと思ったらブロックリストに入れてしまえばそれでおしまいです。実にお手軽ですよね。

そんな状況になったのですから、女性側にとっても直接連絡をとることへのリスクというのはほとんどなくなっているのが実情です。

ただ、昔ながらの価値観を未だに引きずっていたり、個人情報にやたらに敏感な女性だったり、そんな簡単に教えたら安い女だと思われるという勘違いオンナ、といった人たちもいるにはいるのです。

そういった「面倒くさい女」はさっさと捨てて乗り換えてしまうのがベストですよ。このご時世に「直接連絡はもうちょっと仲良くなってから……^^;」なんて眠たいことを言う女は、絶対にハズレでドブスです!

その「仲良くなる」ために、直接連絡を取るんだろうが!と声を大にして言いたいくらいですからね(笑)

なんにせよ、もっとも確実でお手軽なサクラの判断法は「直接連絡を取れるかどうか」に限ります。Botが活動できるのは出会い系サイトのシステム内だけですからね。

AI進化の可能性にはちょっと期待しています

余談ではありますが、このチャットボットも出会い系のサクラまがいのことをするのであれば、いっそ最初からチャットボットであることを明示して、高機能のチャットを楽しめるサービスがあればそれはそれで流行りそうな気もします。

活発な女子高生だったり、意識の高いキャリアウーマンだったり、暇をもてあます人妻だったり、いろんな「キャラクター」の中から自分が好きなキャラを選んでお話ができる……。

いまでも美少女ゲームといったくくりで似たようなものはありますが、リアルタイムのチャットとなればまた臨場感は違ってくるでしょうからね。

「なにが楽しくてロボット相手とわざわざ話さなきゃいけないんだ」と思うかもしれませんが、それはキャバクラだって同じことではないでしょうか。

「なにが楽しくてカネ目当ての女相手とわざわざ話さなきゃいけないんだ」とキャバクラを否定する人は多いでしょうが、それをわかっていながらキャバクラを楽しんでいる人のほうがもっと多いですからね。

それに、セクサロイドと呼ばれる「セックスを目的としたロボット」も10年以内には実用段階に入るのではないか、と言われています。

性ロボットで処女・童貞喪失することの4つの問題点とは? 博士「人口削減には効果的」

ごく近い将来、10代の若者はロボットとセックスして童貞・処女を失うようになるのではないか。コンピュータ科学の専門家らがそんな衝撃的な予測をしているという。今月10日付の英「Mirror」が伝えた。

セックスできるロボットは今後10年以内に実現し、子ども達は親の所持するセックスロボットで純潔を失うようになるかもしれない。イギリス・チェルトナム で開かれたサイエンスフェスティバルで、そんな衝撃的な未来予想図を語ったのは、シェフィールド大学のコンピュータ科学者であるノエル・シャーキー教授で ある。技術の進歩によりロボットとのセックスは現実のものになりつつある。人工知能の専門家デビッド・レビーは、2050年までに人間とロボットのセック スはごく普通のことになり、恋愛や結婚もありふれたことになるとまで予測している。

http://news.nicovideo.jp/watch/nw2242629

コミュニケーションをチャットボットで満たし、性欲をセックスロボットで発散する。そんな時代が遠くない未来にくるのかもしれません。そうなればもう出会い系なんて不要?……と思うかもしれませんが、私はむしろ逆でその頃にこそ出会い系という存在が輝くのではないかと思っています。

やはり人のぬくもりを感じながら、肌と肌を合わせるセックスは性欲解消だけではなく、いろいろな部分で満たされるものがありますからね。

出会い系は「今の自分は満たされていない」と感じている人が集まり、そういった人たちで「満たし合う場」でもあります。ただ単に性欲を発散するためだけに出会い系に登録するのもいいですし、真面目な出会いを求める人が登録するのもいいでしょう。

いろんな人が集まる出会い系なら、必ずあなたが求めているカタチにぴったりと収まる相手が見つかるはずです。